TTM(TelegraphicTransferMiddleRate)

TTMとは手数料を加える前のレートつまり仲値のことです。
買値をTTB、売値をTTSといいます。
取引が成立するということは売り手と買い手のレートと数量が折り合ったということです。
つまり、取引が成立したのなら売値と買値はイコールになるはずなのですが、実際には仲介する銀行を通しての売買なので売り手と買い手はTTMを挿んで、それぞれ、手数料分安い値で売り、高い値で買っていることになります。
TTMとはTelegraphic Transfer Mean Rateの略で訳すると対顧客用電信平均相場となります。
外国為替証拠金取引を通じて、売り手も買い手も現在のレートがいくらというときにはTTMでいくらかということをいっている場合があります。
現実に決済するときには手数料を加えるか、控除した金額で決済するわけですが、同じ取引について考えるときに売り手と買い手で取引価格が異なるのは、やや不便です。
だから、実際に決済するときに受け取ったり、支払ったりする金額ではなくて手数料を加えたり、控除したりする前の本来の取引レートであるTTMを表示する実益があります。
実際に利益がいくら出ているかとか、いくらの損失を出したとか、といったことを把握するためにはTTBやTTSで把握しなければなんにもなりませんが、取引の真っ最中には非常に微少な値幅で損益を決定するようなタイトな取引じゃない限り、利益または損失の確定までは手数料のことは脇に置いておいてTTMで考えたほうが判断しやすい場合もあります。